伝統的なトップ100などのランキング形式ではなく、年ごとにベスト作品を選ぶ形式とした理由について、BFIのサイト内では「特定の黄金時代やニューウェーブ、Jホラーや現代アニメの台頭などの要素を踏まえた上で、より革新的なものを示したかった」と語られており、今でも入手可能な作品という観点から、1925年をスタートの年に設定したという。
なかでも、54年を「史上最高の年」と位置づけている。リストでは黒澤明監督の「七人の侍」が選ばれているが、溝口監督の「山椒大夫」「近松物語」、成瀬巳喜男監督の「山の音」「晩菊」、木下惠介監督の「二十四の瞳(1954)」、五所平之助監督の「大阪の宿」、稲垣浩監督の「宮本武蔵(1954)」、「ゴジラ」第1作などが同年に製作されており、「1年に1本」というルールに基づいた選定は困難を極めたようだ。「同じ監督の作品が2本以上選ばれているケースは稀なことから、日本映画の豊かさを感じられるリストになった」と締めくくっている。
リストは、以下の通り。
【1925年~29年】
「雄呂血」(二川文太郎監督)
「狂った一頁」(衣笠貞之助監督)
「忠次旅日記」(伊藤大輔監督)
「十字路」(衣笠貞之助監督)
「学生ロマンス 若き日」(小津安二郎監督)
【1930年代】
「何が彼女をさうさせたか」(鈴木重吉監督)
「マダムと女房」(五所平之助監督)
「生れてはみたけれど」(小津安二郎監督)
「港の日本娘」(清水宏監督)
「隣の八重ちゃん」(島津保次郎監督)
「妻よ薔薇のやうに」(成瀬巳喜男監督)
「祇園の姉妹(1936)」(溝口健二監督)
「人情紙風船」(山中貞雄監督)
「花ちりぬ」(石田民三監督)
「残菊物語(1939)」(溝口健二監督)
【1940年代】
「小島の春」(豊田四郎監督)
「簪(かんざし)」(清水宏監督)
「ハワイ・マレー沖海戦」(山本嘉次郎監督)
「無法松の一生(1943)」(稲垣浩監督)
「陸軍」(木下惠介監督)
「桃太郎 海の神兵」(瀬尾光世監督)
「歌麿をめぐる五人の女(1946)」(溝口健二監督)
「安城家の舞踏会」(吉村公三郎監督)
「蜂の巣の子供たち」(清水宏監督)
「晩春(1949)」(小津安二郎監督)
【1950年代】
「羅生門」(黒澤明監督)
「めし」(成瀬巳喜男監督)
「西鶴一代女」(溝口健二監督)
「東京物語」(小津安二郎監督)
「七人の侍」(黒澤明監督)
「乳房よ永遠なれ」(田中絹代監督)
「狂った果実(1956)」(中平康監督)
「幕末太陽傳」(川島雄三監督)
「巨人と玩具」(増村保造監督)
「野火(1959)」(市川崑監督)
【1960年代】
「裸の島(1960)」(新藤兼人監督)
「不良少年(1961)」(羽仁進監督)
「切腹」(小林正樹監督)
「にっぽん昆虫記」(今村昌平監督)
「砂の女」(勅使河原宏監督)
「飢餓海峡」(内田吐夢監督)
「とべない沈黙」(黒木和雄監督)
「殺しの烙印」(鈴木清順監督)
「絞死刑」(大島渚監督)
「薔薇の葬列」(松本俊夫監督)
【1970年代】
「エロス+虐殺」(吉田喜重監督)
「書を捨てよ町へ出よう」(寺山修司監督)
「女囚さそり 第41雑居房」(伊藤俊也監督)
「仁義なき戦い」(深作欣二監督)
「サンダカン八番娼館 望郷」(熊井啓監督)
「不知火海」(土本典昭監督)
「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者」(田中登監督)
「幸福の黄色いハンカチ」(山田洋次監督)
「鬼畜」(野村芳太郎監督)
「太陽を盗んだ男」(長谷川和彦監督)
【1980年代】
「ツィゴイネルワイゼン」(鈴木清順監督)
「泥の河」(小栗康平監督)
「転校生」(大林宣彦監督)
「家族ゲーム」(森田芳光監督)
「お葬式」(伊丹十三監督)
「火まつり」(柳町光男監督)
「夢みるように眠りたい」(林海象監督)
「ゆきゆきて、神軍」(原一男監督)
「AKIRA」(大友克洋監督)
「鉄男」(塚本晋也監督)
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1589666741/
【1990年代】
「櫻の園(1990)」(中原俊監督)
「おもひでぽろぽろ」(高畑勲監督)
「紅の豚」(宮崎駿監督)
「ソナチネ(1993)」(北野武監督)
「かたつもり」(河瀬直美監督)
「渚のシンドバッド」(橋口亮輔監督)
「Shall We ダンス?」(周防正行監督)
「CURE」(黒沢清監督)
「リング」(中田秀夫監督)
「AUDITION オーディション」(三池崇史監督)
【2000年代】
「EUREKA ユリイカ」(青山真治監督)
「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)
「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)
「蛇イチゴ」(西川美和監督)
「誰も知らない」(是枝裕和監督)
「リンダ リンダ リンダ」(山下敦弘監督)
「パプリカ」(今敏監督)
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」(若松孝二監督)
「愛のむきだし」(園子温監督)
「サマーウォーズ」(細田守監督)
【2010年代】
「悪人」(李相日監督)
「奇跡」(是枝裕和監督)
「フラッシュバックメモリーズ 3D」(松江哲明監督)
「祖谷物語 おくのひと」(蔦哲一朗監督)
「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)
「ハッピーアワー」(濱口竜介監督)
「淵に立つ」(深田晃司監督)
「花筐 HANAGATAMI」(大林宣彦監督)
「万引き家族」(是枝裕和監督)
「王国(あるいはその家について)」(草野なつか監督)
あまりに評価が低すぎるよな。可哀そうなくらい。
それまでモックンは単なるアイドルだと思ってたけど
その作品見て考え変えたわ
デビルマン
あと5本をサボるイギリス
そーいうとこやぞっ
>「AUDITION オーディション」(三池崇史監督)
入ってるやん
と言うより見辛くて内容がほとんど理解できない
なんか映像はあちこち黒く飛んでるしセリフは何言ってるかほとんど聞き取れないし
アレ賞賛してる連中って本当に中身を分かってるのかね?
特に外人はサムライ! クロサワ! で見てるだけだよ
でも確かに間のとり方とかはうまい気がする
いや、クロサワ!になった元が7人でしょうがw
時代小説を日常的に読んでたり、昔の時代劇を観ていれば特になんの苦もないけど
有名だからって無理して観ないでもいいんだよ
言い回しがどうの、じゃ無くてさ
音が悪すぎて「聞き取れない」って言ってるの
昔の時代劇なんていくらでもセリフなんてハッキリ聞き取れるじゃん
だからあの程度の音の悪さ?なんて普通だよってこと
黒澤のは音声が酷いのがデフォ
悪い奴ほど良く眠るが一番面白かった
羅生門も七人の侍も酔いどれ天使も野良犬も天国と地獄も生きるもワシにとっては期待外れ
悪い奴~は面白いよね。
あの口笛で奏でるテーマ曲の使い方も上手かった
あんな簡単な映画がわからないってアホすぎだぞw
やり直し
あさま山荘への道は当時の彼女と観に行った;
東宝特撮、座頭市、クレージーキャッツ、小川紳介が入っていないのは個人的に残念だがたかだか100本で網羅は不可能だから仕方ないな
やり直し
確かサイレント時代のフィルムは1割も残ってないはず。
90年代に三部作中の二部の断片と三部の三分の二ほどのフィルムが発見された
後にデジタル修復されて10年前くらいにCSでも放送された
名作だと思うけど
溝口健二が「絹代の頭では監督は無理です」と言ったせいで長年の同盟関係が解消されるきっかけになった
あと小津が絹代の映画に協力していたので溝口と小津の間も一時ギクシャクしていたらしい
お互い好意を向けてるベクトルが噛み合わない高校生3人による爽やかな青春映画で大好きな作品なのに
浜崎あゆみにとっては黒歴史扱いされててなんか悲しい
個人的には簪、花ちりぬよりも按摩と女、むかしの歌の方が好きだけど
映画かいから
在日も排斥へ
なんで
在日が私物化してるの?
つまり1年に1本というルールだから
あれがないこれがないのツッコミはあまりしないでね、と
1988年はトトロではなくAKIRAを選んだのね
自分はトトロの方が遥かに好きだけど
でもAKIRAは順当だと思う
2010年だと悪人みたいなグズグズのお涙頂戴映画に三池版十三人の刺客は負けたのか…
まあ、あの下らない告白が選ばれるよりかはマシかもしれんが
さや侍
50年代の方がまだわかる
やり直せ
一年一作とかの縛りで選んでるせいか